現在も活躍中の、新宮川水系の堰堤たちです。
Active Dam
①現在,新宮川水系に存在するダムまたは一部の堰の一覧です。
②データベースはダム便覧と各社サイトによります。
③堰には漏れがある可能性があります。ご了承ください。
④旧名称は「日本政府公益事業委員会に対する熊野川電源開発調査報告書」によります。
十津川の支流の一つである池津川に建造され、旧名称はタイラダム(漢字不明)。 ダートの林道を十津川沿いの国道から入って延々と進むと見える。しかし、木々や巨岩に阻まれよく見えないのが実情。川底は砂礫が堆積し、流水は見られない。 ダム便覧で見る
十津川支流旭川に建造されたアーチ式コンクリートダム。関電ブラックと呼ばれるゲートが特徴的。周辺の風屋ダムなどは電源開発が管理しているがここは関電管轄。旭川支川の瀬戸谷川に建造された瀬戸ダムとの揚水発電の下池である他、土砂バイパスも設置されている。 ダム便覧で見る
堤高110mを誇る大ダムだが、ダムに通ずるルートが落石のため危険で、一般人立入禁止。昔は入れたらしい。旭ダムとの揚水発電(奥吉野発電所)の上池。奈良県下唯一のロックフィルダム。 ダム便覧で見る
国土交通省管轄のダム。十津川にありながら水系の違う紀の川水系吉野川に送水している。吉野川に送られた水は発電と農業用水の役割がある。奈良盆地の渇水対策に役立っている。 ダム便覧で見る
十津川本川に建造された重力式コンクリートダムで、堤高101m,総貯水量130000000tを誇る。しばしば放流シーンを見ることが可能で、撮影スポットも多い。電源開発の管理。上流には谷瀬の吊橋がある。 ダム便覧で見る
砂防ダムのような見た目のアーチダム。電源開発の管理。貯水池は堆砂が進み、ほとんど貯水していないので水はきれいである。20mと定義ギリギリの小型ダム。越流が相当きれいだが、文字よりもダム便覧を見ていただいたほうがわかりやすい。十津川支流の滝川にある。 ダム便覧で見る
十津川の中では最下流に位置するダム。アーチダム。堤体上にズラッと並んだゲートが美しい。河川維持放流は非常用洪水吐兼常用洪水吐ゲート内のバルブから行っている模様。十津川温泉では二津野ダム湖内にパイプを設置し温泉を通すことで、温泉の温度を調節している。 ダム便覧で見る
北山川支流の東ノ川に建造されたゲートレスダム。堤高103メートルの電源開発が初めて手掛けたアーチ式コンクリートダムで、その放流シーンは繊細ながらも圧巻。一応堤体最下部にバルブがあるが放流しているのを見たことがある者は稀。ダム直下から池原ダムの貯水池が始まる。ダム左岸の国道425号線は通行止めで、峠を一つ越えた国道169号線からサンギリ林道を通ることでしかアクセスできない。ダムサイトにある青看板に記載されている行先から来る車が一台もないのは異様な光景である。 ダム便覧で見る
貯水量350000000超えを誇る超大ダム。堤体本体に放流設備はなく、尾根を挟んだ向かい側に一見重力式コンクリートダムのような巨大な放流設備が存在する。ブラックバス釣りの聖地。本体にはゲートが設置されておらず直下は水が流れないため、キャンプ場や公園になっている。北山川本川。 ダム便覧で見る
日本でも数少ない重力式アーチダムのうちの一つ。減勢用の副ダムの越流が美しく、直下の河原からは美しい写真が狙える。和歌山(飛び地)と三重の県境にある。貯水池内の廃発電所(旧摺子発電所)も美しいがボートで行くしか手段がない。北山川本川。 ダム便覧で見る
木々に挟まれ見えにくいが、典型的な重力式コンクリートダム。北山川のダムの中で最下流に位置する。国道がメインのアクセスルートだが対岸にも道はあるようだ。電力会社専用道ではないようだが行きづらい。ダム下流数百メートルのところに河原へ降りる道があり、そこからダム直下流にアクセスできる。 ダム便覧で見る